ふたば学舎とは

戦災、震災を乗り越えてきた二葉小学校は、昭和4年の学校建設に際して、地域の子ども達のためを想った近隣住民の方々から、寄付や住居移転など多くの協力を得た経緯があります。校舎にはその並々ならぬ地元の熱い想いが残っています。

今後はふたば学舎として市民の地域活動への参加を支援するとともに、交流・学び、歴史・文化、ものづくりを通して、地域活性化を担う人材を育成すること、また今まで培ってきた地域の力を結束し、他局・他団体との連携の拠点となることを目的としています。

 

ふたば小学校の歴史
沿革
1929年 神戸市長楽尋常小学校(後の神戸市立長楽小学校)から分離し、神戸市二葉尋常小学校として開校。

 

(開校時の写真)

昭和4年
1941年 神戸市二葉国民学校に改称。

 

(昭和13年の授業風景)

昭和16年
1944年 鳥取県船岡町・若桜町・智頭町方面へ学童集団疎開を開始。
昭和19年
1945年 神戸市立二葉小学校に改称。

(昭和24年20周年運動会)

昭和20年
1954年 新校舎が落成。
昭和29年
1979年 創立50周年
昭和54年
1995年 1月17日午前5時46分、阪神・淡路大震災が発生。校内に避難所を設置。
平成7年
1995年 2月17日授業再開。
平成7年
1995年 9月3日  避難所を閉鎖。
平成7年
2006年 3月25日  閉校式を挙行。
平成18年
2006年 4月1日 駒ケ林小学校が開校。新校舎竣工までの間、旧二葉小学校で授業を行う。
平成18年
2008年 1月 駒ケ林小学校が長楽小学校跡地の新校舎へ移転。旧二葉小学校は校舎としての歴史に幕を下ろす。
平成20年
指定管理者
指定管理者概要

■名 称 特定非営利活動法人 ふたば

■設 立 平成22年4月1日

■代 表 理事長 岡本 勝利

■設立趣旨
かつての旧二葉小学校校区及び周辺は、住まい・職・遊び場などが一体となったにぎやかな下町でした。外から働きに、遊びに来るいろんな人たちとまちの中で積極的につながり、子どもたちが外で思い切り遊べるような安心できるくらしを、住民同士が助け合って作り上げていました。
時代が移り、都市の空洞化や少子高齢化時代を迎え、阪神・淡路大震災の後、住民の構成や暮らし方も大きく変化しました。旧二葉小学校校区も例外ではなく、かつて、にぎわいやつながりを作り出していた集う場所が失われ、新しい住民は増えていますが、地域の特徴であったふれあい・助け合いを引き継ぐことが難しくなってきました。
くらしを共に支えてきた二葉小学校も震災後統廃合され、校舎の取り壊しが検討されていました。しかし、私たちはまちの拠点として育んできた二葉小学校を残したいと考え、住民で集まり、どのように活用していくのか検討を重ねてきました。イベントも行い活用の具体化も行ってきました。
そして、旧二葉小学校の校舎が地域活性化の拠点となることが決定したことを契機に、校舎を積極的に活用しながら、多世代、多文化が交流でき、地域ににぎわいを取り戻し、助け合いを継承する活動を継続的に行っていきたいと考え、活用を検討・具体化してきた住民が中心となり、法人を設立することとしました。
私たち“ふたば”は、地域の資源や特性を活かし、下町の優しさとぬくもりを継承していきながら、
・住んでみたくなる、住み続けたくなる
・みんなを受け入れ、つながっていく
・若ものや子どもたちに優しく、夢が与えられる
・お年寄りが希望を持って元気に長生きできる
・心が優しい一体感のある
かつてのにぎわいがある地域(まち)づくりの役割を、地域住民とともに果たしていきたいと思います。

■NPO法人設立に至るまでの経過
<平成19年>
 6月 2日 旧二葉小学校の活用検討委員会 発足
 8月25日 第1回 旧二葉小学校の活用を考えるワークショップ 開催
10月 7日 第2回 旧二葉小学校の活用を考えるワークショップ 開催
<平成20年>
 4月20日 旧二葉小学校の活用を考える報告会 開催
 5月31日 旧二葉小お掃除隊プロジェクト 開催
11月30日 旧二葉小まちの文化祭 開催
<平成21年>
 3月 1日 旧二葉小学校の活用に関する報告会 開催
 3月15日 旧二葉小学校・旧長楽小学校合同同窓会 開催
 8月22日 旧二葉小学校を描く会 開催
10月24日から11月15日 地域活性化イベント(まちの文化祭等)開催
11月16日 特定非営利活動法人ふたば 設立総会開催
<平成22年>
11月19日 神戸市立地域人材支援センターの指定管理者となる
神戸市立地域人材支援センターオープニングイベント 開催

※地域人材支援センターは平成28年4月に「ふたば学舎」に改称

■主な事業
・地域活性化のために必要な事業
・青少年の健全育成のための事業
・高齢者・障害者のための地域助け合い事業
・市民活動及びまちづくりの支援事業

■地域人材支援センターの運営理念・経営方針について
長田地域の特性である、下町の優しさや温もり、人情が感じられ、“また訪れたくなるまち”“癒されるまち”になるために地域と共に取り組み、その取り組みが少しずつ広がり、まちが活性化することを目指しています。 “NPO法人ふたば”は、地域団体(自治会や婦人会など)で構成された「旧二葉小学校の活用検討委員会(以下、検討委員会)」の委員が集まり設立した経緯があり、これからも地域に密着した活動を目指し、新たな人材の発掘をしながら、地域の方々に気持ちよく、継続的に活動に関わってもらえる仕組みをつくり、常に地域の方々の顔が見える施設にしていきたいと考えています。 また、長田区内の各商店街や他の団体ともタイアップし、長田の良さを他地域にPRし、震災で大きな被害に遭いながらも、頑張ってきた長田から元気を発信していきたいと考えています。

なつかし写真
改修前の二葉小学校の写真です。